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Little Scientist, Little Artist, Little presentator ワークショップ

実践スクイーク教室」の著者、斉藤礼美さんによる世界聴診器 を使ったカリキュラム案です。



〇タイトル:
「Little Scientist, Little Artist, Little presentator ワークショップ」
〜ものにはすべてscaleがある with 世界聴診器

もの〜「光」、「熱」、「音」。中学生バージョンでは「電流」。

〇生徒数:20名
 インストラクター:1名、アシスタントインストラクター2名
 コンピュータ10〜15台
・・・これらの数字は変更可能です。

〇時間 4時間
20分間 イントロ 
50分間 アクティビティ1〜音、光、熱
10分間 休憩
40分間 アクティビティ2〜作曲
10分間 休憩
40分間 アクティビティ3〜Bookmorph
10分間 休憩
50分間 発表
10分間 休憩

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〇イントロ
・身の回り事象を議論(光、熱、音を中心に)
 例1)今日は、あつい?寒い?(挙手してもらう)
   外はちょっと寒かったけど、この教室は暖かいね。
   外は明るい?暗い?曇っているから、ちょっと暗いかな?

 例2)さて、今は1月。北海道に住む小学生からe-mailがきました。
    「今日は太陽がでていて、ぽっかぽっかの天気です。」
    あつそう?さむそう?
    (あたたかそうだという答えを導く)

    京都の小学生は「昨日より寒いね。だって、もう冬だもの。」と
    言っているよ。今日はあついのかな?さむいのかな?
    (さむそうだという答えを導く)
    
    では、北海道のお友達に温度計をもってもらいました。
    何度かな?0度だってお返事がきたよ。
    京都のお友達に温度計をもってもらったら、10度だって。
    あれれ?どっちの方ががあたたかいのかな?

    答え:京都。
    
・科学の定義
 科学とは、自然やもののしくみを数式やきまったことばで表すこと。
 科学の力を使えば、身の回りのもやもやーとしたことが分かりやすくなります。
 例えば、どちらがあたたかいか、寒いかということも
 科学の力を使えば、すぐにわかりますね。

・今日の仕事の紹介
 はじめに皆さんは、科学者になります。

・科学者を議論
 どんな科学者を知っている?
  例)アインシュタイン・野口英世など。
 科学者とは、身の回りのいろいろなことを観察して、ルールをみつけたり、
 他の人の知らないことを発見した人たちです。

今日は、科学者になって、身の回りのいろいろなことを観察します。
観察結果からルールを探しだします。
   
・科学者のきまりの紹介
 みんなの科学の力はよいことにつかいましょう!

・世界聴診器の紹介
 科学者には秘密兵器があります。
 世界聴診器を使えば、「光、熱、音」の情報をコンピュータに伝えることができます。

・光、熱、音のブレーンストーミング(生徒にイメージするものを自由に挙げてもらう)
音の出るもの〜手、声、楽器、机をたたくなど
光〜電球、カーテンで暗くする、炎、懐中電灯など
熱〜お湯、水、氷、体温など

・「音チーム」「光チーム」「熱チーム」に分かれる
 (各チーム6〜7名。2人に1台のコンピュータ。各チームにインストラクターが1名づつ)

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〇アクティビティ1 Little Scientist
天候上可能であれば屋外へもいく

事前に準備しておくもの)
・音チームのテーブル 金製のボール、リコーダー、木の棒、石など
・光チームのテーブル 懐中電灯、ランプ、カーテンなど
・熱チームのテーブル 氷、水、お湯(やけどに注意)、使い捨てカイロなど

・いろんな音〜高い音、低い音。
・いろんな明るさ、色んな温度の情報を世界聴診器で取り込む

・スクイークの紹介
 世界聴診器の情報は、目の前のコンピュータに伝えることができる。

・スクイークのスケールモーフに変換。
 (プログラムはあらかじめ設定、もしくはインストラクターが説明しながら
  生徒の目の前で設定)

・いろんなスケールのモーフをならべる
 (大きさ順、ばらばらなど)

※光、熱、音、目に見えないものを形にする。
 ものにはすべてScaleがある・・・Real Scienceの部分。

・北海道の小学生と京都の小学生の話を思い出す。
 二人とも世界聴診器をもっていれば、勘違いしないですんだのにねー。

・(Option) 摂氏と華氏の説明〜日本とアメリカの温度の単位の違い。
      もともとScaleがさきにあり、あとから目盛りをつけたもの。
      目盛りのつけ方はいろいろ。

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〇アクティビティ2 Little Artist
・scaleモーフをクリック〜音がでる。
(説明)世界聴診器はいろんなデータを音の情報に変えることができる。

2つ目のお仕事の紹介。
 科学者は、芸術家でもあります。
 レオナルドダビンチなど、科学者・芸術家の紹介。

Scaleモーフを使って作曲しよう!

・作曲の説明
 気分の良いとき、お風呂に入ったとき、鼻歌をうたいますね。
 みんなで、鼻歌をうたってみる。
 鼻歌を音符(音の記号)にすることができるかが、作曲の基本です。

・Scaleモーフを並べる、クリックして作曲した曲を確認する。
 タイトルをつける(例:「ちょうちょ」「ドレミ」など)
 必要ならば、世界聴診器を再び使ってScaleモーフを増やす。

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アクティビティ3 Little Presentator

世紀の大発見、すばらしい芸術。みんなの科学者、芸術家としての
お仕事を世界のお友達(子ども)に紹介しよう!

・Book mofphの紹介〜パラパラ絵本になる。
 1ページ目〜表紙:「タイトル」「作曲:生徒名」
 2ページ目〜scalemorphと説明文(クリックしてね)など。

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〇発表会

￿グループ内発表会(発表者3〜4チーム:20分間)
￿全体発表会(3〜5チーム:30分間、グループから1〜2チーム選んで発表)

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〇その他

・Book morphとイメージファイルをCD-Rに保存し、生徒は持ち帰る。
(家に帰って、親相手にプレゼンさせる。)

・WebでBook morphを公開する。

・作品を見ただけでは、一般人には「何が科学なのか」理解できない。
 音・熱・光はScaleをもっていること。
 単位:デシベルなどはあとからつけたものといった図入り説明
    (阿部さん解説)をつける。

・先生向けにワークショップ手順を公開する。

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