太田さんのページ
このページは、長野県大町市に住んでいる太田さんの更新しているページです。
1. 世界聴診器でやってみたいこと
- 昔なつかしいゲルマラジオ(電波を世界聴診器を通して聞く)
参考ページ
このページの人は、スチロールの使い捨てカップを2つ使って、バリアブルコンデンサーを作っています。これだと、出力は微弱な直流になり、大きな音で聞く為に必要なものは単純なアンプです。でも、非常にシンプルなメソッドで電波を音に変えることが出来ます。
でも、音声が最終出力でなくても、マルコーニの最初の実験みたいに、連続した電波の一部をアンテナで拾うことが出来る、という原理だけでもうまく実験に出来ないかなぁ、、。なんだか難しいですねぇ。
2.日記
20040203 部品を買いに出かけました
会社を午前中お休みして、必要な部品を買いに出かけました。
通勤しながら回路図を読んでます(安全運転でお願いしまーす)。
部品屋さんでは、結局世界聴診器のことから説明することになってしまい、とっても興味を持って貰いました。
- 最近の子供は黒電話を使ったことがない。
- ゲルマニウムラジオを作ってあげたら音が小さいからいらないと言われた。
- ボルタ電池の実験をしようと思ったら、亜鉛板をどこでもうっていなかった、、。
とか、とっても話が弾みました。
で、VFコンバータ以外の部品はだいたいあるから、無いものは取り寄せておいてあげる、ということなりました。納期は約一週間とのこと。
20040216 部品がそろい、組み立てをしました。
また会社を午前中お休みして、そろった部品を取りに行きました。
これから部品を買われる方への情報としては、
- 入手が難しい部品は、CdS(光センサー)と、センサー切り替えスイッチだけでした。
- 部品代は細かくなるので割愛しますが、、3000円から4000円の間と思います。
私は、基盤とピッチが合うという理由だけで、高いスイッチを買いました(もったいない)。
(と思ったら、このスイッチが全然違うものでした、詳しくは後述、本当にもったいない、、。)
プラグ付きステレオケーブルとか、スイッチ等は、とりあえず無い状態でも動作確認まで出来ます。ある部品をそろえてさっさと楽しく作りましょう。
お家に帰ってきて、皆が眠った夜中に作業開始。
まずは、事前準備、それぞれのパーツがそろっていることを確認し、ビジュアルアーツ専門学校の方作成の部品表Pdf
を印刷して、両面テープを張り、そこに部品を貼付けていきました(とっても助かりました、ありがとう川畑さん池田さん)。
ここで手を抜くと、不用意に動いたり混ざったりして、ミスの原因になります。
センサー部の基盤をカッターで切れ目をいれて切り離したあと(表と裏から、力をちょっとかけるだけでぱきっと割れるまで、慎重にカッターで切れ目を何度も入れていきました)、ICソケット、抵抗からどんどんくっつけて半田付けをしていきます。抵抗のカラーコードなどは、みんな方向をそろえた方が後でチェックする時に楽です。
基本的に、部品表を見ながら、つけたい部品と、その部品番号をチェックし、該当する基盤上の場所にニッパで足をまげてくっつけていくだけです。
あっという間に部品は付きました。
向きに注意する部品としては、先人のページ
の注意点の追加して、
- LEDは、プラス、マイナスではなくて、アノード、カソードと言います。LEDもダイオードなので、電気を一方向にしか流さない働きを持っています。記号で見ると、矢印の方向でプラスからマイナスに電気が流れて、そのような矢印になっています。逆に、逆側からの電気が流れないことは、直線印で示しています。だから、基盤上の記号の直線印は、短い足に合わせればよい、ということです。
(参考ページ http://www.hobby-elec.org/diode.htm )
- IC3は3端子レギュレータと呼ばれるICです。
基盤に印があるように、円柱の一部を削ったような種類と、小さいチョコレートみたいな板状の物と二種類あります。後者の場合、印刷されている面が向こう側を向くことになりますので要注意。
(参考ページ http://www.hobby-elec.org/ic.htm の下の方)
あとは(たぶん)難しいことはありません。ということで、約2時間後、じゃーん、出来上がりました。明日チェックすることにして眠ります、ばたん。
20040217 配線のチェックと動作確認をしました。
次の日に確認作業を行っていて悲劇が判明。
センサー切り替えスイッチ、基盤にはぴったりはまった物の、3端子2切換のタイプで、、欲しかった2端子3切替のタイプと違ってました。うー、回路的にこれじゃいけません。涙を呑んで取り外したのですが、、これが大変大変。一度付いた6カ所の半田を同時に溶かさないと外れません。結局、表側のスイッチをニッパで破壊して、足を一つ一つ外しました。
皆様もこのようなことのないように注意してください。
その他、テスターで導通をはかると、一カ所半田不良がありました(いもはんだって言います)。
ということで、やっとのことさ動作を確認出来ました。スイッチの部分は、とりあえず汎用センサを使って動くように抵抗を切った後の余った線で繋いであります(ちゃんと回路図を見て、基盤上でその回路がどう実現されているかを追っていくと、どの線とどの線を繋げばいいかがわかります)。
最初の実験は、、、10円玉と1円玉とOA用ウェットティッシュを使った、、、わけわからん電池と相成りました。「ぽっぽっぽっぽ、、ぷうぅーん、ぴー」って感じで、発電を音の高さに変えてくれます。面白い!
あ、あとマイナーなバグとして、、
- 回路図と基盤のシルク印刷の間で、SW1とSW2が逆になっています。
- 回路図と基盤のシルク印刷の間で、回路検査用のタップ(TPxx)の番号が合っていません。
なんかがあります。そのうち阿部さんが直してくれると思いますが、古いバージョンの回路図を参照している方はちょっと注意(でも、スイッチなんて間違えようが無いので実際は影響ありません)。
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京都ではお世話になりました。
よい部品屋さんですねー。私は川崎に住んでいるのですが、中途半端に不便です。--abee
- 僕も楽しみにしています。ピタゴラスイッチは、木村先生とつい口ずさんでしまいます。--U-suke
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一口プロフィール
長野県大町市に住んでいます。
子供が2人いますが、まだまだ小さいです。最近のブームは「ピタゴラスイッチ」です。
猫も2匹います。夜はお布団に入ってきてくれるのでぬくぬくです。
昔はコンピュータネットワークが地球を平和にしてくれるはず、と思っていましたが、最近は世の中そんなに単純では無いと思い知りました。
今はコンピュータの根源(ファンダメンタル)と未来を学ぶ為にSqueakを触り始めました。と同時に、子供の想像力を発揮させるツールとしてのコンピュータのあり方を模索して、なんやかんや考えたり作ったりしている毎日です。
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